本年の関東学生春季リーグ戦は、５月１２日(土)、１３日(日)に千葉県白子町にて開催されました。両日とも海辺の風の強さはあるものの、快晴の絶好の天候の中で激戦が繰り広げられました。
　男子は紙一重のバトルの中、昨秋の第５位からいかにステップアップするかをテーマにリーグ戦に臨みました。
　初戦東海大学戦は接戦の連続の中、２ー�Bで軍配を譲りました。敗戦ペアの戦いぶりはいずれも本学が途中まで優勢に試合を進めていたことから、勝点を落としたことが大変悔やまれました。第２戦は昨秋の優勝校で、今季も優勝候補の法政大学との対戦でした。１番手が敗れたものの大将同士のファイナルの大接戦を制すると、その後のシングルス、第３ダブルスを勝ち取り、法政大学に�B−２で競り勝ち、大きな勝利を得ました。続く第３戦の立教大学戦は、今季昇格したばかりの立教の強い勢いに気後れしたのか、１ー�Cで敗れました。続く第４戦は順天堂大学との対戦でしたが、第２戦の法政大学戦同様、本学の大将ペアが相手大将ペアとの大接戦を制すると、余勢の中、本学が粘り強い試合ぶりを進め、�B−２で勝利を飾りました。４戦目の終了時点で、國學院大學、法政大学、立教大学に優勝のチャンスが残された中、最終戦を迎えました。本学学生は全くプレッシャーを感じさせず、東洋大学との最終戦は厳しい大接戦の末、本学が�C−１で勝利しました。なお、最終成績：３勝２敗・勝点３となりましたが、本学と他校との対戦結果により第３位で、今季リーグ戦を終了しました。優勝まであと１歩でしたが、最下位とも僅差でした。通算ランキングは、７２校中第９位となりました。

　なお、リーグ戦に引き続き行われたシングルス選手権男子の部で、小野真輝(経済：経営２年)が参加４９１名中ベスト１６に進出し、インカレ枠を確保しました。他の選手も健闘しました。ダブルス選手権は、上位に勝ち進むことはできませんでした。

　女子は、部員数が少数で今回のリーグ戦は、３年生以下３名で戦い抜き、昨秋昇格した７部をしっかりキープしました。３名でよく頑張りました。

　 早春からしっかりと練習を積み重ね、さらに新入生９名を加え、男子は本年総勢３０名となりました。おそらく部の歴史の中で、男子はここ数年の中で最多の部員数です。１部にチャレンジするのにあと１ 歩の所に来ているところで、毎日の生活をテニスも勉強もコツコツと真面目にしっかりと過ごしていくことが、ステップアップへの道と考えています。チャンスを掴み取るまで、本部会は何回も何回も挑んでいく所存です。本部会卒業生におかれましては、今後も現役部員へ格別の御指導を賜り、御支援御声援を頂戴したいと存じます。よろしくお願い申し上げます。

平成２４年５月１７日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　國學院大學ソフトテニス部　監督　小　杉　　誠