上毛新聞社杯争奪県選抜インドア
平成18年2月18日/ぐんまアリーナ
<予選リーグ> 県連の強化事業の成果が出てきたのか、決勝進出の2ペア以外は練習不足の感が否めなかった昨年のこの大会とは異なり、今大会は予選から締まったゲームが多く見られた。 予選リーグでは昨年の東アジア競技大会日本代表の篠原秀典選手の戦いに注目が集まった。篠原(秀)選手は先に行われた全日本インドアから取り組むダブルフォワードスタイルを中心に今大会を戦ったが 即席ペアの不安は隠せず予選リーグでは高校生ペアに辛勝、また実力者ペアの井伊・桜井組には敗戦と苦しみBブロック2位通過。一方Aブロックでは昨年優勝の篠原(和) と同2位の三浦ペアが好調に飛ばし1位通過を決める。 結局、予選を通過した4ペアは昨年の岡山国体で3位入賞を果たしたメンバーが占める結果となった。 <準決勝> 第一試合。兄弟対決に気合が入ったか弟・秀典選手がすばらしい集中力・ストロークを見せると、逆に意識したか力んでのミスが目立った兄・和隆選手ペアを一気に突き放した。 第2試合。井伊組が有利かとも思われたが、関根組が国体から続く好調を維持し中盤の接戦をものにするとそのままゲームセット。茂木選手の勝負師ぶりが光った試合だった。 <決 勝> 篠原選手の切れの良いカットーサーブの対応に関根組が苦しみ、また向井選手も勝負所でのプレーを確実に決め一方的な展開となりゲームセット。 |
優 勝 | 3 位 |
篠原(秀)・向井(日体大) |
篠原(和・写真右)・三浦(渋川クラブ) |
<予選リーグ>
Aブロック |
@ | A | B | C | 勝点 | 順位 |
@篠原(和)・三浦(渋川クラブ) | − | C | C | C | 3 | 1 |
A塚越・鈴木(オリオン精工) | 2 | − | C | 1 | 1 | 3 |
B内田・相川(碓氷安中ク) | 0 | 1 | − | 2 | 0 | 4 |
C関根・茂木(伊勢崎ク・東電) | 0 | C | C | − | 2 | 2 |
Bブロック |
@ | A | B | C | 勝点 | 順位 |
@井伊・櫻井(碓氷安中ク) | − | C | C | C | 3 | 1 |
A土屋・静(東京電力) | 1 | − | 3 | 0 | 0 | 4 |
B松本・坂下(農大二高) | 1 | C | − | 3 | 1 | 1 |
C篠原・向井(日体大) | 1 | C | C | − | 2 | 2 |
<準決勝>
篠原(和)・三浦 1−C 篠原(秀)・向井
井伊・櫻井 1−C 関根・茂木
<決 勝>
篠原(秀)・向井 C−1 関根・茂木
<3位決定戦>
篠原(和)・三浦 C−1 井伊・櫻井
篠原兄弟のご両親と日体大軍団(現役・OB・OG)のみなさん。 |